「中国経済を考える」1

 
世界同時に株の暴落を招いた中国経済に
あらためて注目が集まっています
 
共産主義を国是とする中国が 経済発展には
自由経済が欠かせないと決意したのは
ソ連邦の崩壊を感じた頃だと思います
 
安くて豊富な人的資源を 中央集権の力で活性化し
世界の資本と技術を受容し 見事に日本を追い抜き
世界第二の経済大国の地位を 獲得しました
 
僅か20年で 工業化 軍事化 情報化 都市化を
一挙に進展させたのですから その変化とエネルギーは
すさまじいばかりです
 
リーマンショックの不況を 社会インフラ整備で
見事に乗り切りましたが 不動産価格の値上がりも甚だしく
株は1年で2.5倍に上昇していました
 
人件費の上昇も激しく 物価も上昇 元高もあり
輸出減退から 経済成長も足踏みしていました