「おひさま」

結婚の翌日に ご主人の出征だなんて

よく我慢できたわね

 

我慢はするものではないのよ

みんないっしょだから してしまうものよ

 

大戦の世に青春を生き 涙をこらえて

笑顔をはじかせ合う 陽子達の可憐さに

涙さそわれ 心洗われました

  

 

 

「おひさま」は 少年の頃に出合った姉様達の

けなげな はしゃぎの思い出と

そしていま震災に耐えて生きる人達と重なり

まろの強さ 柔らかさ そして まろわの喜びを

あらためて噛み締めました

 

思い出の中で人は いつも輝いてくれます

おひさまに ありがとう