「慈雨上りの朝」

夜来の慈雨に 庭のみどりも豊かで艶やかです

子犬の「ふく」が カモシカのように軽やかに

芝生を駆け廻り 天真爛漫幼い生命を歓喜しています 

 

 

 

その姿から 少年期の歓喜が甦りました

田植えの手伝いに 苗を放り投げたり

ほう葉にきな粉ご飯を包み 畦道でみんなと食べたり

川辺の空き地に 自分だけの田をつくったり

せせらぎの中で 魚を手掴みしたり

楽しさわくわくの思い出です

 

慈雨のような周りの愛に育てられた有難さに

胸がいっぱいになりました

慈雨上りの朝に ありがとう