「終戦70年に想ふ」1

 
大和魂を見せて来いの命令で 敵陣に突込み
戦死する運命から逃れられまいと覚悟していた70年前
いよいよ本土決戦の秋の見出しが朝刊に踊り 夏の日が明けました
 
玉音放送が正午にあると知らせが届き
ソ連への宣戦布告かなと思って 直立して聞いていたら
思いがけない終戦宣言であり これで死の運命から
逃れられると体が喜んでいたこと覚えています
 
名古屋市は 一面赤黒い焼野原になり 百貨店などの
焼けたビルが遠望出来 近くに焼けた金庫だけが残っていました
 
馴れ親しんだ住居の跡が 意外に小さな区画であること
おどろいたりしましたが 空から爆弾が降って来ない
安心感で 心は不思議と安定していました
 
エゴの破壊力を思い まろUP!の創造を思う 70周年です